• 東部
• 2022.12.05

　東部エリア管内の柑橘農家、(有)オレンジ農園（杵築市）代表の片岡正子さんが、杵築市の特産物であるみかんをもっと多くの人に知ってもらおうと、柑橘のストレートジュースを開発しました。
　柑橘はすべて杵築市産を使用し、自園で生産した分の他に、近隣の生産者やJA選果場からも調達しています。
　ジュースの種類は全部で9種類。杵築市のブランド認定登録もされており爽やかな甘さが人気の「美娘(みこ)（天草オレンジ）」、高糖度で甘さが特徴の「温州みかん」、その他に「あすみ」「はるみ」「不知火(しらぬい)」「あまなつ」「かわちばんかん（河内晩柑）」「タロッコオレンジ」「かぼすとハチミツ」と出揃い、透明のガラス瓶に入った商品を並べると色の濃さも品種で異なることがよくわかります。
　9種類ジュースにした理由について片岡さんは「杵築は昔から“柑橘興市”と言われてきた。たくさん生産されている種類があるのに知名度が低くもっと多くの人に知ってもらいたいと思った。それぞれの味の違いを伝えるため、特に搾汁機選びにこだわりました」と話し、既存のジューサーに比べてみかんの皮や筋のえぐみがなく、すっきりと飲みごたえあるジュースが完成しました。 1本200ミリで、価格は品種ごとに異なり400円～（税抜）。
　現在は杵築市のふるさと産業館でのみ販売中で、今後は県内のお土産品店などで取扱う予定です。