- 東部
- 2022.01.25
1月13日に、東部事業部は国東事務所で令和4年産ヤマジノギク栽培推進説明会を開きました。
大分県東部振興局・JA事業部営農支援企画課担当者・管内組合員ら10名が出席。同事業部でヤマジノギクは県内生産4割をしめており、管内の杵築・山香地域で栽培されています。国東地域でも以前は生産されていましたが現在は衰退し、杵築・山香地域でも生産者の高齢化が進み、生産量、部会員数は共に減少してきています。
しかし、大分県が独自に品種改良を行ったヤマジノギクは他にない鮮やかな紫色が人気で、市場からの需要が高くなっています。ニーズに応えらえるよう新規生産者を募ろうと、今回の説明会を企画しました。
説明会ではヤマジノギクの概要や、栽培技術・経営収支について担当者が説明し、10月~11月に最盛期となるヤマジノギクは露地栽培ができるため初期費用が低く抑えられる点や、収穫時などの力仕事が比較的少なく、年配の方や女性でも取り組みやすい点などを述べて推進しました。
出席した組合員からは出荷時の具体的な内容などについて質問され、栽培に対して前向きな反応が多く見られる有意義な会となりました。
説明会は翌日に杵築、山香でも行い、合計3会場で開きました。
今回の説明会を機に、東部エリアで1人でも生産者が増えるよう、関係機関一丸となって産地拡大を目指します。