ゴーヤ
つやつやとした濃緑色とボリューム感のある肉厚なゴーヤ

夏の定植で長期出荷を行う
杵築事業部ゴーヤ部会では、現在20人が1.9haのハウスで栽培。関西方面へ60t、県内には10tを出荷しています。
部会員の多くは3月から定植をはじめ、5月にかけて整枝および立ち上げ・受粉を行い、5月末に収穫します。また、部会内には7月から2回目の定植を行う方もいるため、同部会では11月末まで収穫を行います。
小まめな管理で、例年以上の出来栄えに
今年は3月から4月の定植時期に低温だったため、温度管理に気を付け、ハウス内で2重トンネルを施用しました。
また、気温の上昇に伴い、樹勢を見ながら水管理に注意し生育の維持管理をするなど、小まめな管理のおかげで、今年度の生育状況は良好です。

丁寧に剪定し、ゴーヤが大きく生長するハウス内
一口メモ
一般的にはレイシもゴーヤも同じ植物です。しかし、品種によって苦みに差があることから、九州に古くからあるもので苦みが強く、キュウリ型の細長いものをレイシ(またはニガウリ)。 沖縄から伝わってきた小ぶりで比較的形が丸く、苦みがひかえめのものをゴーヤと呼び分けることができます。