ナス
みずみずしく 滑らかな食感のナス

幅広い地域で栽培 料理法もさまざま
漬物、揚げもの、煮物とさまざまな料理にあうナス。夏の暑さが残る日にはゆでナスにして、口の中でとろける食感を味わうのもおすすめです。
当JA管内では幅広い地域で栽培され、23年産は約901tを出荷しました。6月上旬から10月にかけて、大分県をはじめ福岡県、中国、関西地方の市場へ出荷されます。

色づきの良いみずみずしいナス
日々の管理を徹底し 色つやよく肉厚なナスを生産
県内の主要な産地の一つである豊後大野事業部では、美なす部会の46人が251aで栽培。6月の低温などで生育が1週間ほど遅れましたが、生産者の努力とその後の天候の回復により、色付きが良く肉厚に仕上がりました。
見た目の美しさと、女神を表す「ビーナス」との語呂合わせから部会員が命名した「美なす」という商品名で出荷しています。
同部会では毎月1回、部会員、JA、行政関係者が参加して現地研修を実施、部会全体のレベルの向上を図り、立派なナスの生産に努めています。
一口メモ
さまざまな料理法にあうナス。油との相性も良く、果肉が油を吸収して、しつこさを感じずに食べることができます。皮ごと料理するようにしましょう。
○保存方法
寒さに弱く、冷蔵庫に長く入れるとしなびたり黒い粒が出たりします。2~3日の保存なら水気を完全にふき取ってポリ袋に入れ、室内の涼しい場所に。それ以上置くならポリ袋の上から新聞紙でくるんで野菜室に。もっと長く保存する場合は、10~15℃の場所が適しています。
保存する際は、傷まないうちに早めに食べましょう。