オリーブ
純国産でみずみずしさが売り 日本食に相性の良い国東オリーブ

全国にピーアール
県、市、JAが連携して取り組む国東市オリーブ振興協議会を組織。研修会や東京で開催される国内最大のオリーブイベント「オリーブジャパン」への参加など、生産振興と宣伝に努めています。
今年は2回目の参加ですが、世界22カ国400点が出品したオリーブオイルコンテストでは銀賞を獲得しました。
剪定と土づくり徹底し単収500kgへ
栽培6年目になる国見支部の生産者さんは、10aを栽培。年に4回の剪定や土づくりで裏年のない栽培を続けています。10aあたり収量は昨年が450kg、目標は500kgです。「手を入れれば入れただけ応えてくれます。今後もチャレンジ精神で頑張ります」と意欲満々。「安全・安心を心がけ、新鮮さを重視したオリーブをお届けします」と、話しています。
塩漬けやオイルは東部エリアや県内で販売しています。「まるで果物を食べているような食感」と言われる塩漬け、「和食にも合う」と好評のオイルです。

日光を効率よく受けられるよう仕立てたオリーブの木々
一口メモ
オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし血液をサラサラにしたり、腸内の悪玉菌を抑え善玉菌の働きを整えるため、便秘の解消に効果があると言われています。カルシウム、鉄分、ポリフェノール、ビタミンE、ビタミンKも多く含み、身体や脳の老化を遅らせると言われています。
醤油と相性がいいので豆腐や納豆、刺身になど和食での食べ方も好評です。
