アルストロメリア
彩りがよく品種も多彩 その1輪が華やかさを演出

花き栽培の盛んな産地 アルストロメリア出荷量は西日本一
毎年多くの品種が生み出され、フラワーアレンジメントから冠婚葬祭まで、その利用用途も多岐にわたるアルストロメリア。原種に近い品種ほど花弁に浮かぶ斑点模様が特徴的です。
竹田事業部花き部会久住支部アルストロメリア部会では14戸が2.5haを栽培します。 同部会では、種苗会社との契約で新品種を4年間栽培。春植えと秋植えの2つの作型で出荷量を分散。周年で共同出荷を行い、出荷量は西日本一を誇ります。毎年約60品種が県内外の8市場へ出荷され、現在出荷する春植えは10月中旬から5月末まで、3月下旬の最盛期に向けて出荷し、年間200万本以上を目指します。

約60品種の花を栽培する久住町
地域の絆を実感 担い手同士の交流も
竹田事業部花き部会久住支部では現在8人の青年部員が市場との検討懇親会や県外の青年部との交流を深めています。
同支部でアルストロメリアを栽培する青年部長さんは、就農時に周囲の生産者から様々な支援を受け、生まれ育った地域の絆の強さを実感。先輩から学んだものをしっかりと身に着け、後輩に伝えようと努力を続けています。「夢は品質と信頼で最たる産地と言われるような、日本でトップになれる産地を目指したい」と力強く話しました。